住まいのお役立ちコラム

2021.10.27 お役立ち情報

住まいの図面の見方とコツ

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新しい住まいを作るとき、図面は設計者と建て主の意思疎通の重要なツールです。図面に沿って建物が作られていきます。図面をよく理解し、不明な点は設計担当者に相談しましょう。
設計段階で疑問点・不明点を残さないようにすることが、家づくりにとって大切です。
家を建てるための書類一式を「設計図書」と言います。設計図書は「仕様書」と「図面」で構成されています。住まいは、この設計図書どおりに建てることが施工者に求められます。
打ち合わせから契約まで、何十枚にも及ぶ図面と仕様書を見ることは初めての人にとっては大変な作業です。設計図書のなかで7つの重要な図面を知っておきましょう。

仕様書・概要書・仕上げ表

仕様書は、施工方法や構造、材料など、図面で表すことができない事項を、文章と数値で表したものです。ここに記載されている内容は、工事予算に大きくかかわるので設計者から具体的な説明を受けましょう。
概要書は工事の概要が示してあるものです。工事名、工事場所、敷地、構造や規模、工事範囲、期間など、工事に関わることが掲載されています。
仕上げ表は、住まいの仕上げを表したものです。内部と外部に分かれて記載されています。外部の仕上げ表には屋根や壁の材料や仕上げ方、バルコニーの防水方法などが書かれています。内部の仕上げ表は部屋ごとに分かれていて仕上げ方法や材料などが書いてあります。

確認が必要な配置図、平面図、立面図、断面図

確認が必要な図面はたくさんありますが、基本の配置図、平面図、立面図、立面図の4つは確認しておきます。この4つは「基本設計図書」と言われ、家を建てる上で大切な図面になります。

●配置図と平面図

図面といわれてイメージするのは平面図です。住宅規模だと配置図兼平面図となっていることが大半です。
平面図は原寸大では表せませんので、ふつうは1/100や1/200ほどの大きさで書かれています。平面図のチェックポイントは敷地に対する建物の配置と、敷地の高低差をチェックしておきましょう。高低差は大きくないか、建物の周囲の「空き」や「駐車場スペース」は十分かなどを事前に確認しておきます。建物の配置や高低差は建築確認申請に必要です。一度決めてしまうと変更が難しくなるので、必ずチェックしておきます。

●立面図と断面図

立面図と矩計図は、外観や外見、建物の高さ、床の高低差、天井の高さを知る上で大切な資料です。
立面図は建物を東西南北の4面を表したもの。建物の外観が書かれています。屋根の形状や軒の出、窓の位置など。平面図ではわかりにくい、外回りの高さ関係がチェックできます。
断面図は、建物を垂直に切って内部を表した図面です。地面から床までの高さ、部屋の位置関係、床の高さ、天井の高さをチェックできます。高さ関係は平面図ではわかりにくいため、断面図でチェックするのが便利です。

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