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2022.04.28 お役立ち情報

定期借家契約だと借主は損をする?

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賃貸物件によっては貸主から定期借家契約を指定されるケースが増えています。
普通の賃貸借契約の場合は2年後毎に更新できるケースが多いですが、定期借家契約の場合は契約期限が終わるとそこで賃貸借契約は終了する契約です。
借主側からすると、物件を気に入っているのでもう少し住みたいと思っても住めないのでデメリットを感じる人も多いでしょう。
しかし、定期借家契約は期間が限定されることから賃料設定が相場よりも安いといったメリットもあります。
今回は、借主にとって定期借家契約を締結するメリット・デメリットについて解説いたします。

普通借家契約と定期借家契約の違い

普通借家契約では、契約期間が満了した際に更新するかどうかは借主の意向が優先され、貸主から退去を求める場合は老朽化による取り壊し、自分が住むとなどの正当な事由が必要です。
一方、定期借家契約は、定められた契約期間が終了すると契約は一旦終了します。
住み続けたい場合は、貸主の同意を得て再契約となるので再度仲介手数料が必要です。

定期借家契約のメリット

一見すると定期借家契約は借主にデメリットが多そうな契約に見えますが、借主にとって定期借家契約の賃貸物件を契約するメリットもあります。
定期借家契約では、期間が限定されることから相場価格よりも賃料が安く設定されているケースが多いです。
定期借家契約の物件の中には、転勤などで一時的に空き家になっている戸建てやマンションを賃貸に出しているケースもあり、賃貸では住めないようなグレードの高い戸建てやマンションもあります
又、定期借家契約は1年未満でも締結することができるので、短期の転勤や新居ができるまでの仮住まいなど短期間契約したい場合に有効です。

定期借家契約のデメリット

定期借家のデメリットは契約更新できない点です。
貸主が契約時に再契約してくれると言っていても、事情が変わって再契約してもらえずに泣く泣く引越しをしないといけないケースもあります。
定期借家契約で中途解約する場合は契約期間の残り分の家賃を支払う必要があるので、借主は損をすることになります。
ただし、延床面性が200㎡未満の場合は正当な事由があれば中途解約しても違約金を払う必要はありません。
正当な事由とは、転勤や病気による入院、遠方にいる親族の介護などです。
この場合は、1か月前に退去通知を行えば問題ありません。

まとめ

定期借家契約は、普通借家契約と比べると更新ができず、中途解約をすると違約金が必要であるなど借主が損をするケースもあります。
しかし、契約期限があることで借り手が付きにくく相場よりも安い物件が多いです。
定期借家契約の物件は転勤による一時的な賃貸の場合が多いので、グレードの高い戸建てやマンションもあります。
一時的な転勤や住み替えのための仮住まいなど短期間でも借りられるのも定期借家契約のメリットです。
メリットとデメリットを理解して上手に定期借家契約を活用しましょう。

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