住まいのお役立ちコラム

2019.05.10 お役立ち情報

ホントに必要?新築一戸建てを建てる時の地盤調査

いざ新築一戸建てを建てようとすると、決めることや考えなければならないことが多すぎて、「購入する土地が安全に住める土地かどうかまで検討する時間がない」という方が多いのではないでしょうか。

 

今の日本では、予想できない自然災害が多く起きています。
安心・安全に暮らすためには、しっかりと自分の土地の地盤調査を行い、不安な問題があれば事前に解決しておくことが大切です。
今回は、地盤調査の必要性について解説します。

 

地盤調査とは?

地盤沈下

地盤調査とは、その土地の特性や堆積環境・生成発展などを調べ、建物を建てる土地の荷重や沈下に対する強度や建築物を安全に支えられるかどうか調査することです。
土自体の性質と、その土がどのようにして重なり合い、現在の土地が出来上がったのか、様々な機械を用いて調べます。

 

地盤調査には、様々な方法がありますが、代表的な方法として、

 

・スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)
・表面波探査法
・ボーリング・標準貫入試験

 

になります。

 

この中でも、一般的で一番費用が安く済むスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)が、住宅の地盤調査でよく使われています。
スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)は、先端がキリ状になっているスクリューポイントを取り付けたロットに荷重をかけて、地面にねじ込み、25センチねじ込むのに何回転させたかを測定します。

 

それぞれの手法によって、メリット・デメリットがありますが、地盤調査は新築一戸建てを建てる上で必ず行わなければなりません。

 

地盤調査をすることは義務なの?

家の購入を相談する夫婦

新築一戸建てを建てるとき、「瑕疵(かし)担保保険」の加入は必須になります。
住宅の瑕疵担保保険とは、正確には「住宅瑕疵担保責任保険」といわれており、住宅建築後10年以内に発見された住宅の構造的欠陥について保証するものです。

 

住宅の構造的欠陥を保証するものと聞くと、保険料が高いのではないかと不安になる方がいると思いますが、新築一戸建ての場合、住宅事業者(住宅建築を請け負う事業者、住宅の販売を行う事業者)に加入義務があるため、住宅を購入する方が加入の手続きを行う必要はありません。
なお、「住宅瑕疵担保履行法」というもので、住宅の購入者へ瑕疵担保保険について説明する義務を定めています。

 

この瑕疵担保保険に加入するためには、地盤調査が必要なのです。
地盤調査は、ハウスメーカーや工務店が直接行うわけではなく、第三者が行うこととなっています。
地盤調査の流れは、実際に現地調査を行うことからスタートします。
調査の中で、必要があれば地盤改良工事を行い、安全性が確認できれば報告書を提出し、終了となります。
この地盤調査の結果を受けて、ハウスメーカーや工務店は住宅の設計、施工を開始します。

 

新築一戸建てを建てる際、建物・立地条件・コスト面は考えても、地盤調査をあまり意識しない方もいることでしょう。
地盤調査は、建物を建てる前にしか行うことができず、安心・安全な生活を送る上で欠かせないものです。
住宅瑕疵担保責任保険に加入するためにも、地盤調査はしっかり行いましょう。

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