住まいのお役立ちコラム

2021.05.26 お役立ち情報

住宅建築でよく使われる木材の種類と特徴

kiada

毎日の通勤で空き地に建築されている住宅を見かけることがあります。
建築中の住宅を見るとたくさんの種類の木材が使われているのがわかりますね。
同じ木材に見えても、硬さやしなり、見た目の良さなど、柱、梁、床など使用する箇所によって、
使われる木材は違います。
どの箇所にどんな木材が使用されるか知っておくと将来マイホームを建てるときに役立ちます。
今回は、住宅建築でよく使われる木材の種類と特徴について解説します。

【建築材料に木材が選ばれる理由】

マンションだと鉄筋コンクリート造や鉄骨造などが多いですが、戸建住宅の場合は、木材が主流です。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造は建築費が高くなるというのが一番の要因ですが、
戸建建築において木材が使われる理由は他にもあります。
木材には、他の素材に比べて軽い、湿度の調整を自然に行う、断熱性が高いなどの特徴があります。
他にも、余り知られていませんが、火事の場合などプレハブ住宅と比べると燃えるまでに時間が掛かるので、
火に強い素材と言えます。
また、コンクリートと比べると見ていて暖かみがあり、木材特有の香りなどリラックスできるのもいいですね。

【住宅建築に使用される木材の種類と特徴】

ここでは、住宅建築に使用される木材についてご紹介していきます。
皆さんも名前くらいは聞いたことがあるというものも多いと思います。

【ヒノキ(檜)】

ヒノキは、香りが良く、比較的高価な素材として知っている人も多いと思います。
ヒノキに含まれるヒノキチオールは、菌や虫などを寄せ付けない効果があることはよく知られていますね。

●主な使用箇所 
土台、柱などの構造材、フローリング、浴槽など

●特徴
・水に強く、ブレが少ない。
・害虫がついにくい
・香りが良い
・高価な素材として、古くから住宅、神社等にも利用されている

【スギ(スギ)】

スギ花粉でお悩みの人も多いかもしれませんが、スギはどこの森や林にも生息していて、比較的目にしやすい木材ですね。

●主な使用箇所
土台、柱などの構造材、フローリング、内装材、外装材など

●特徴
・安価で汎用性が高い
・ブレが少ない
・柔らかみがあり、香りには防虫効果がある

【ヒバ(桧葉)】

ヒバというと馴染みがないかもしれませんが、ヒバは別名「アスナロ」です。
建築木材としてヒノキにも負けない優良材とも言われています。
ヒバにもヒノキチオールが多く含まれています。

●主な使用箇所
土台、柱などの構造材

●特徴
・湿気や水に強い
・枯れても芯まで腐らない耐久性
・安価ながら菌、害虫などにも強い
・強度が高く、ブレが少ない

【アカマツ】

アカマツは、クロマツと並んで日本を代表する松ですが、
赤い色みをしていることからアカマツと呼ばれ、
葉や枝に優しい雰囲気があることから女松(オンナマツ)とも言われています。

●主な使用箇所
土台、柱、梁などの構造材、敷居などの摩擦材

●特徴
・強度が高い
・松ヤニを多く含んでおり水に強い
・摩擦に強い
・価格帯が比較的安価
・木目がはっきりしているので造作材にも利用できる

【クリ】

秋の風物詩として皆さんもご存知のクリの木も木材として使われています。
タンニンを含んでいるので防虫加工などをしなくても害虫などに強いんですよ。

●主な使用箇所
土台、フローリング、階段、造作材など

●特徴
・湿気や水に強い
・害虫に強く耐久性がある
・木の色は灰白色できれい
・木目がくっきりしている
・硬質だが割れやすく、乾燥に技術がいる

【その他の木材】

住宅建築に使用される木材は、他にも大黒柱に使われるケヤキ、
クセがないので使いやすいサクラ、床材等に使われるブナなどがあります。
ナラは、ジャパニーズオークと言われて家具などの調度品が海外で人気があります。

【まとめ】

住宅建築で使用されている木材の種類は非常に多く、それぞれ特徴があります。
比較的安価なスギにも高級な物もあり、予算やどういった建物にするかで使用する木材は変わってきます。
木材の特徴を掴んでおけば、高級な物を使わなくても良い住まいを作ることができるので、
建築の前に一通り勉強しておきましょう。

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