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2021.06.18 お役立ち情報

集成材とは?特徴をご紹介

shusekizai

昨今は、DIYがブームとなっており、自宅で木材を切って棚や椅子、収納箱など作ったことがある人も多いのではないでしょうか。
木材と言えば、一本の木を加工して使う無垢材を創造するかもしれませんが、べニア板、合板、集成材などの加工したものもあります。
中でも集成材は、その特徴から家の柱や梁といった構造物やテーブルの天板、タンスの扉など、住宅建築や家具の作成に欠かせない素材。
今回は、数ある木材の中から集成材の特徴について解説します。

【集成材とは】

集成材は、元となる大きな木を2~4㎝程度の厚さに裁断した角材、ひき板などを乾燥させ、接着剤で引っ付けて一つの木材に加工された木質材料です。
無垢材だと問題になるような節やひび割れなどを取り除き、良い部分だけを活用して加工するので、高い強度を保ち、寸法も安定します。

合板と同じじゃないの?と思うかもしれませんが、合板と集成材は違います。
元となる大きな木を薄く剥いで作った板がべニア板ですが、合板はそのべニア板を繊維方向が逆になるように奇数枚重ねて接着剤で引っ付けて作っています。
集成材は角材、合板はべニア板と使われている素材が全然違うんですね。

【集成材の特徴とは】

集成材は非常に優れた素材で多くの特徴があります。

・乾燥した木材を使っているので、湿気に強く、強度も高く、品質が安定している
・反りや割れが少ない
・接着して作成するので、無垢材よりも大きさや形を自由に設定できる
・木目の美しい板を表面に貼ることで、見栄えのする素材を作ることが可能

集成材は、組み合わせる木材によって構造物用、造作物用と様々な用途に使われています。

●構造物用…強度の高い素材を組み合わせ、住宅の柱や土台、梁などに使用

●造作物用…木目の美しい素材を組み合わせ、テーブルの天板やカウンター、家具などに使用

【集成材の使用上の注意】

集成材は、まだ使われ始めて歴史が浅く、長期的な視点から見ると接着剤が持つのかといった不安があります。
他にも使用される接着剤などに使われている化学物質の人体への影響も気になります。
無垢材と比べるとコスト面では割安になるからと多用しがちですが、リスクがある点についてはきちんと理解しておく必要がありますね。

【まとめ】

集成材は、無垢材のデメリットである節や割れ、反りなどを避けて使うことができ、組み合わせや加工によって、様々な木質素材を作ることができます。
乾燥させた素材を使っているので強度も高く、住宅建築における柱や土台、梁などの主要な構造物に使える一方で、木目の美しい木材を使用することでインテリアなどの造作物にも使えるなんて、集成材はオールラウンド素材と言えますね。

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